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2005.05.26 Thursday

糖尿病、コーラに責任なし

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    結構前に書いたエントリーでまとまらないし内容的にちょっとどうかというのもありますが一応あげときます。結論でないし、大分削ったんだけど長いんで、後で消すかもしれませんが。


    糖尿病、コーラに責任なし=「1日1リットル」の男性敗訴−ドイツだそうです。(うわ、もたもたしてたらニュース変わってる。気になる人は探して)まあ、一般的な感覚だと「そりゃそうねえ」と思うけど、それだけにこの男性はなんで裁判にしたんだろうと思ったりします。もしかして本気で、「1日1リットルのコーラと棒チョコ2本を飲食し続けた」としても健康に問題ないと信じてたんだろうか?それとも、こうやって裁判にしてみせることで、「コーラが大好きで、たくさん飲んで太っても、企業は責任をとってくれませんよ、同じ思いをしないように皆気をつけてね!」と身をもって示そうとしたんだろうか。

    で・・・
    食品にせよ嗜好品にせよ、偏った・程度を超えた摂取は健康を害する、とかどんなもんでも食べすぎりゃ太る、とか、そういう基本はわかっていても、いざ問題が自分の身にふりかかるまではなかなか実感できないもんだなと思うから、一概に「"自己責任"でしょっ、その人がバカなんでしょっ」なんて言えるほど他人事にも思えない。なんていうか、明日は我が身。といって、じゃあ意志の弱い個人のために、営利目的の企業が自分たちの利益が減ることをわかりつつそのイメージ戦略から適度に消費者を守ってくれるはず、とか、親兄弟や教師や地域社会や国が、悪い結果から自分を守ってくれるべき、なんてことも子供じゃないんだからそうそう期待しちゃまずかろ、と思う。

    で、それを自分サイドで出来る方法でなんとかするには、結局「ほどほど」とか「節度」とか、「欲望のままにとりつくさない」とか、ってことになるのかなあ。なんかこう非常に言葉にしちゃうと「なんとかの知恵袋」みたいな話になっちゃって困っちゃうんだけど、でもそうじゃないか実は。世の中には、「これだけでOK」みたいなパーフェクトな物質や存在はないし、「この人についていけばOK」なんていうパーフェクトな人はいないし、(パーフェクトならその時点で人じゃなく神とか仏とかそんなんじゃん)不完全だけど、つかいようによっては役にたつものたちで世界は成り立ってて、だからこそいろんなものが存在する意義があるんで、ってなんかそんなでかい話か。でもでかいっていうより単純な話かも。

    食品に限らず。娯楽とか、そういうものでも、ある人からみれば害悪とか、無意味でしかないものが、ある人にとっては「むしろこれがあるからこその人生ぞ」みたいなこともフツウにあるし。大事なのは、それぞれの良い点(おいしいとか、楽しいとか、刺激的とか、カッコいいとかさ)と悪い点(栄養がないとか、目が悪くなるとか、やりすぎるとどうなるとか、カゲで何かが犠牲になってるとか)がどちらもちゃんと情報として開示されてること。(それが作り手からすべて出せるとは思えないから、やはりいろんなところから情報や意見が出せる世の中が理想だと思う)そして、その上で各人が意見を交換しながら何を摂取(食べることにかぎらず)するか決められる状態にあること、じゃないかと思う。

    でも、(またでもか!)抽象的に考えているときはそれですむものが、実際自分が「なくてもいいんじゃないの」と思うものを観たり、その弊害を知っちゃうと、なかなか逆意見てきけなくなっちゃうもんだ。やっぱり、とんでもない犯罪をおかした犯人の家から、ある種のアニメやゲームが1000本でてきましたー、とかいわれると、自分だってゲーム屋にいたけど、いただけに「そんなゲームがあるからっ!」とヒスおこしそうになる。ていうか、自分がもしその被害者とか関係者だったらなおさら、「そんなものは禁止すべきだ」と思うのが自然かと思ったりもする。するけど、そもそも1000本て。コーラ1日1リットル飲んだ人の話でコーラの是非を問うのが少々アホらしいのと同様、アニメやゲーム1000本かかえてる成人をサンプルにしてゲームの是非を問うていいものか。だって、「悪い」と思うからこそ観たいとか、「人にみせられない」からこそ刺激的っていうのは、誰でも、ホント誰でももってる部分じゃないんだろか。正直、私にはそういう系のゲームは必要ないから禁止してもいいけど、他の自分が好きな娯楽を禁止されたら嫌、みたいなことになっちゃったらやっぱりヘンで、そのあたりは「他者に迷惑をかけたり犯罪をおこさないかぎりは」お互い様でいかないと、それはそれでヘンなところにしわよせがでたりしないかというのもちょっと思う。誰かが「これは絶対悪です」と決められる世の中ってちょっと怖いし。

    そしてなにより、それがそこにあることで、なんらかの経済効果があるからこそ、皆が「あんなもの」と思うようなものでも存在しつづけているわけで。少なくとも今の日本のしくみなら、経済効果をあげているものは存在をゆるされるってことを忘れてモノを言ってもむなしい。(それの良し悪しを私が今いってもしょうがない)。それをなくしたければ、「買わない」ことで経済効果を下げるしかないけど、本能に直結した娯楽モノでこれをやるのは大変難しい。じゃ、なんらかの外からの規制をさせて、販売場所を限定させるとか、値段を高くさせるとか、そもそも禁止しちゃうとかってどんどん違うシステムの国みたいにしていくのがいいのか。どうなのどうなの。

    ここまで考えて、あらためて、ある程度のバランスをとるためには、人間、他者が必要なんだなあと思う。たとえばエロ本買うにしても、昔なら本屋のおじさん(おねえさんだったらその時点で、若者なんか買えなくなっちゃうよね)の目を意識しつつ、ってのがあるから、自分ってものを相当捨てないかぎり(笑)そうそう毎日エロ本ばっかり買いにいけないと。でも自販機が生まれ、ネット通販が生まれると、そこまでの覚悟がなくても人の目を気にせず買えるから、抑制がきかなくなりやすいと思う。で、エロ本にうずもれてその世界にのめりこんでいたら、なんか実際の男女交際はあんまりうまくいかなくなりそうな気がする(笑。
    でもこれも一方で、「人の目」こそが当人に危害を加えることも多いから、まるまる「昔は良かった」とか「共同体幻想」みたいなものにつかっちゃうのも、どうかなあ、って結局何がいいたいんだ。

    で・・・しょうがない、また強引にまとめると、とりあえず自分がコントロールできる範囲では、いろんなものをバランスよくとりこんでいくしかないのかなあ。食べ物に「1日○○品目」というのがあるように、交友関係も、勉強するジャンルも、アソビの種類も、自分の好きなことだけじゃなくできるだけ手広くやってみるようにこころがけると。特に若いうちはそうしたほうがいいし、年とってからは尚努力しないと偏りがちになるし。好き嫌いがあるのはしょうがないけど、嫌いだから排除、というのをできるだけガマン。

    むしろ、「好きなものだけに囲まれていても生きていける」世の中であることが珍しいのだけど、今私らが住んでいるのはややそういう世界なんだな。ご飯食べずにお菓子、なんて昔ならマリーアントワネットくらいしか(笑)できない選択だったんだ!それに、ちょっと前なら好きなテレビ番組さえ、家族とのチャンネル争いを経なけりゃみれなかったし、そもそもオトウチャンが日曜夜は大河ドラマ、と決めていたら子供に選択肢なんかない家のほうが多かった気がする。
    で、だから「昔はよかった」ってんじゃなくて、今はもっと自分でコントロールしないと、バランスの良い生活を送るのが難しいんだってことを自覚しなきゃならんのだろうと思う。

    と、やっぱり全然まとまらないのでもう今日はこれで放り投げ。


    コメント
    でも、これがアメリカだったら勝ってたかも。
    なんでも、訴えたもん勝ちのアメリカですから。(;´▽`A``

    でも、アニメやビデオは最初から知らなければ、そうならない人もいるはず。たとえば、ハッキリ言って、幼児ポルノなど。
    うまれるつき、本能的にそうなる人もいるかも知れないけど、アニメやビデオに感激して、その道に入ってしまう人もいると思います。
    うっかり、みてしまった、掲示板があって、そこには、子供を襲いたい人が集まって当たり前のように話していた。
    仲間意識があって、自分達が異常だと言う事に本当は気付いてなくて怖かった。中にはいかに上手に子供を襲うか書いてあったりして。
    冗談かも知れないけれど、真に受けてきている人もいるかも知れないし。ネットで、普通なら会えなかったはずの、いろんな人と知り合う事もできる反面、そういう、怖い仲間を増やす事もあるし、どうしたらいいんでしょうかねえ。

    すでに今あるものを取り上げるのは、本人にはとても酷かも知れないけれど、犯罪に結びついてしまうなら消してほしいですね。
    昔は誘拐犯でもお金は要求しても、子供を傷つける事は少なかったし、ほとんど無事で戻ってきたのに、最近は子供が目当てだから、子供も安心して外で遊べない。こんな子達が大人になったらどんなにんげんになるのかな。他の事で、ちょっと声かけても逃げられたりする事もあったし。(決して、私が人相悪いわけじゃないぞお〜)
    あ、長くなって、すみません。


    • momo
    • 2005.05.27 Friday 00:01
    >momoさん
    >アニメやビデオは最初から知らなければ、そうならない人もいるはず

    そうなんですよ。そういう意味では、こういうものに限らず、本当にいろんなことがそうだと思うんです。で、私自身も知らなければ知らないで済んじゃったのに…。ということにも人生のうちであっちゃってるんですよね。
    だから、「なくしてしまいたい」って気持ちは正直すごくあるんですよ。
    ただ、どこまでが犯罪に結びつく悪いことで、どこまでがOKか、というのをどうやってダレが決めるのかというせんひきとか、そういうのがすごく難しいな・・・というのもあります。
    ほんと、どうしたらいいんでしょう、って感じですよね。

    ちょっと話はそれますが性犯罪の増加とかについては、あと被害届けを出しやすくなった・受理されやすくなったという要因は
    大きいと思い(それは今後もよりそうなるべきだと思いますが)
    これについてはまた別にいろいろ思うところがあります。

    >他の事で、ちょっと声かけても逃げられたりする事もあったし。

    これがね〜。ほんとそうなんですよね。
    正直、こっちから声をかけるのもためらっちゃう。最近は皆冷たいとかいうけど、うっかり親切で声をかけたつもりで「ナニこの人へんなひと!」って反応されるとこっちも・・・。
    子供には人を信じてのびのび育って欲しいけど、自衛させなきゃいけないし、一体どうすりゃいいのかと。

    >長くなって、すみません。

    いえいえ、自分ではバランスをできるだけとって書いたつもりですが、どうしても規制は無条件によくないよ的な文章になってたかな、とコメント頂いてから思いましたので、ご意見頂けてよかったです。

    • 白ふくろう
    • 2005.05.27 Friday 00:35
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